サプリ
セサミンリッチ
ごまセサミン
ごま酢セサミン
セサミンの原料であるゴマの産地はどこ？
セサミンは、ゴマに含まれている成分です。
ゴマには和食のイメージがありますが、実は日本で消費されているゴマのほぼすべては海外からの輸入品です。セサミンサプリにも輸入品のゴマが使用されています。
ゴマには白ゴマ・黒ゴマ・金ゴマといった種類があり、種類によって主要な生産国が異なります。
ゴマの生産はアジアやアフリカが中心
国連の機関である国際連合食糧農業機関(FAO)の統計によれば、2016年の世界のゴマ生産量は約611万トンです。
同統計での2010年のゴマ生産量は約432万トンであり、中国などでの需要が伸びていることから、世界のゴマ生産量は増加傾向にあります。
ゴマの生産上位国
ゴマの生産は世界中で行われており、主な生産地はアジアやアフリカです。
中でもミャンマー・インド・中国・タンザニアの4カ国の生産量が多く、この4国で世界の生産量の半分以上を占めています。
そのほかの主要な生産国には、スーダン・ナイジェリア・エチオピアなどのアフリカ諸国や、エジプト・イラン・トルコなどの中東諸国があります。また、パラグアイ・ボリビア・アメリカなどでも生産されています。
ゴマの品種によって主要な生産国が異なる
ゴマは、殻の色によって白ゴマ・黒ゴマ・金ゴマ(または黄ゴマ・茶ゴマ)といった種類に分けられます。ゴマは、種類によって主要な生産国が異なります。
・白ゴマ
主要なゴマの生産地であるアフリカでは、白ゴマが主に栽培されています。
そのほか、中国・インドでも白ゴマの生産が盛んです。
・黒ゴマ
表皮が黒い黒ゴマは、アジア地域で主に生産されています。
主要な生産国は、ミャンマー・中国・インド・ベトナムなどです。また、南米のパラグアイやボリビアでも黒ゴマの生産が行われており、日本にも輸出されています。
・金ゴマ
金ゴマは香りが良く、濃厚な味わいがあることから人気があります。
金ゴマの主な産地は、トルコやエジプトなどの地中海沿岸から中東にかけての地域です。
日本で消費されるゴマのほぼすべては輸入品
日本では年間約15万トンのゴマが消費されており、そのほとんどは輸入品です。
ゴマの国内自給率は0.06%
日本には年間約15万トンのゴマが輸入されている一方で、国内生産量は100トン未満です。
ゴマの国内自給率は0.06%程度であり、日本で消費されているゴマのほぼすべては外国産です。
国産のゴマは高級品とされており、基本的にサプリメントには使用されていません。
日本はアフリカからの輸入が多い
日本のゴマ輸入相手国はアフリカが中心です。そのほか、ミャンマー・パラグアイ・中国からも輸入しています。
日本の主要なゴマ輸入相手国と輸入量は、以下の通りです。
・日本の主要なゴマ輸入相手国と輸入量(2017年：財務省貿易統計より)
| 順位 | 輸入国 | 輸入量(トン) | 輸入割合 |
|---|---|---|---|
| 1 | ブルキナファソ | 40,580 | 27.3% |
| 2 | ナイジェリア | 30,847 | 20.7% |
| 3 | タンザニア | 18,267 | 12.3% |
| 4 | ミャンマー | 12,683 | 8.5% |
| 5 | グアテマラ | 7,739 | 5.2% |
| 6 | モザンビーク | 6,837 | 4.6% |
| 7 | パラグアイ | 6,575 | 4.4% |
| 8 | エチオピア | 5,007 | 3.4% |
| 9 | 中国 | 3,551 | 2.4% |
| 10 | ウガンダ | 3,342 | 2.2% |
・ゴマの種類によって主な輸入相手国が異なる
ゴマは種類によって生産国が異なるため、輸入先もゴマの種類によって異なります。
白ゴマはアフリカ諸国からの輸入量が多く、黒ゴマはミャンマー・パラグアイなどが中心です。また、金ゴマはトルコやエジプトから輸入されています。
日本の主要なゴマの産地は鹿児島県
日本でのゴマの生産量は少ないですが、現在も日本各地で栽培されています。
・日本のゴマ栽培は鹿児島県が中心
日本のゴマ栽培の中心地は鹿児島県です。2007年の統計では、日本の生産量の約77%を鹿児島県が占めています。
特に、鹿児島県の奄美群島の北東部に位置する「喜界島(きかいじま)」はゴマの生産地として知られており、白ゴマの生産量は日本一です。
鹿児島県以外の主要な生産地には、茨城県・熊本県・沖縄県・山形県・愛媛県などがあります。
・新しい品種による国内生産量の増加が期待されている
近年、セサミンを豊富に含むゴマの品種が開発されています。セサミンが豊富な品種には、「ごまぞう」「まるえもん」「まるひめ」「にしきまる」などがあります。
セサミンが豊富なゴマは従来品種よりも高値で売れるため、こうした品種を利用したゴマの国内生産量の増加が期待されています。
なお、国産品のゴマは高級品であり、基本的にサプリメントには使用されていません。
サプリメントに使用されているゴマは輸入品ですが、輸入・製造の際に厳しい検査が行われており、安心して摂取できます。
