セサミンの血行促進効果
セサミンは、身体の血行促進にとても効果的な成分です。
セサミンには、血液中の脂質を減らして血液をサラサラにする作用や、血管を拡張して血流をスムーズにする作用があります。また、血行悪化の原因となる動脈硬化の予防にも効果的です。
セサミンは、血行を促進して健康と美容に役立ちます。
血行促進に役立つセサミンの効果
セサミンには、身体の血行促進に役立つ健康効果があります。
血液をサラサラにする
血液中の脂質が増加すると、血液がドロドロの状態になって血行が悪化します。
セサミンには血液中の脂質を減少させる効果があり、血液をサラサラにして血行を促進します。
・脂質の代謝に関わる酵素の働きを活発にする
脂質の代謝には酵素の働きが関係しています。セサミンに脂質の代謝に関わる酵素を増加させる作用があることが、研究で確認されています。
セサミンには酵素の働きを補助して脂質の代謝を促進する作用があり、血液中の脂質を減少させます。
・脂肪酸の合成を抑制する
脂質のもとになる脂肪酸は食事から体内に吸収されるほか、人間の体内でも合成されます。
セサミンに脂肪酸の合成に関わる酵素の働きを抑制する作用があることが、研究で確認されています。
セサミンには体内の脂肪酸の増加を抑える作用があり、血液中の脂質を減らして血液をサラサラにします。
・DHAとEPAを保護する
血行促進に効果的な成分に、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)があります。これらは青魚に多く含まれている脂肪酸で、血液中の悪玉コレステロールを減らす作用や、血管や赤血球の細胞壁を柔らかくして血流をスムーズにする作用があります。
DHAとEPAには高い血行促進効果がありますが、非常に酸化しやすいという欠点があります。
セサミンにはほかの物質の酸化を抑制する高い効果があり、DHAとEPAを酸化から守ります。セサミンとDHA・EPAを一緒に投与したところ、DHA・EPAを単独投与した場合よりも体内濃度が高まったという実験報告があります。
セサミンは、体内のDHAとEPAを酸化から守り、血流をスムーズにします。
血管を拡張する
セサミンには血管の拡張を補助する作用があり、血流量を増やします。
・一酸化窒素の合成を補助する
一酸化窒素は、血管周辺の筋肉を弛緩させて血管を拡張するシグナルとして機能する物質です。
セサミンに一酸化窒素を合成する酵素の働きを活性化する作用があることが、ラットを使った実験で確認されています。セサミンは、一酸化窒素の合成を促進して血管を拡張します。
・ビタミンEを保護する
ビタミンEには血管の収縮を促す神経伝達物質の生成を抑制する作用があり、毛細血管を拡張させます。
セサミンをラットに投与したところ、さまざまな体組織のビタミンE濃度が上昇したという実験報告があります。セサミンにはビタミンEを酸化から守る作用があり、血管を拡張するビタミンEの働きを高めます。
動脈硬化の予防
動脈硬化は、動脈が柔軟性を失って硬くなる症状です。動脈硬化が進行すると、動脈が血液をうまく送り出せなくなり、血行が悪化します。
セサミンには動脈硬化を抑制する作用があり、動脈硬化の進行による血行悪化を防ぎます。
・血液中の脂質を減らして動脈硬化を防ぐ
血液中の脂質が多いと、脂質が血管の内側に付着して動脈硬化の進行が早まります。
セサミンには血液中の脂質を減少させる作用があり、動脈硬化の進行を抑制します。
・動脈硬化の原因となる活性酸素を中和する
活性酸素は強い酸化力をもつ物質で、日々の呼吸によって体内で発生します。活性酸素は身体に必要な物質ですが、体内で過剰になると身体にさまざまな悪影響を及ぼします。
活性酸素が血液中の脂質を酸化すると、粘度の高い過酸化脂質が発生します。過酸化脂質は、血管の内側に付着して動脈硬化を進行させます。
セサミンが肝臓で代謝されると、活性酸素を中和する作用のある成分に変換されます。
また、セサミンには活性酸素を中和する作用のあるビタミンEを保護する働きがあり、その作用を高めます。
セサミンには体内の活性酸素を減少させる高い効果があり、活性酸素による動脈硬化の進行を抑制します。
セサミンは血行を促進して健康と美容に役立つ
血行は、身体の健康と美容に深く関係しています。
セサミンは、血行を促進することでさまざまな健康効果と美容効果をもたらします。
セサミンの血行促進効果によって得られる効果には、以下のようなものがあります。
・高血圧の改善
・肝機能の向上
・冷え性の改善
・便秘の改善
・肩こりや腰痛の改善
・ダイエット効果
・美肌効果
・薄毛の予防効果
・白髪の予防効果
セサミンは、こうした効果を得たい人におすすめの成分です。
高い血行促進効果のあるセサミンを毎日の生活に取り入れて、健康と美容に役立ててみてはいかがでしょうか。