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セサミンリッチ
ごまセサミン
ごま酢セサミン
健康に役立つゴマの栄養素
高い効果があることで人気のセサミンは、ゴマに含まれている成分です。
ゴマには、セサミン以外にも健康と美容に役立つ栄養素が豊富に含まれています。
ゴマには豊富な栄養素が含まれている
ゴマは、古くから栄養価の高い食品として知られており、生薬としても利用されてきました。
ゴマは、50-55%の脂質、約20%のタンパク質、20%弱の炭水化物などで構成されています。
ゴマにはビタミンやミネラルも豊富に含まれており、5大栄養素と呼ばれる栄養素のすべてを摂取できます。
また、ゴマには「ゴマリグナン」が含まれています。ゴマリグナンは、ゴマの成分のうち1%程度ですが、高い健康効果があることで注目を集めています。セサミンもゴマリグナンの一種です。
ゴマに含まれる主な栄養素
ゴマに含まれている主な栄養素とその効果をご紹介します。
ゴマリグナン
リグナンは、植物に含まれているポリフェノールの一種です。ゴマに含まれているリグナンがゴマリグナンであり、セサミンもゴマリグナンの一種です。
セサミンはゴマリグナンの約半分を占めており、セサミン以外のゴマリグナンには、「セサモリン」「セサモール」「セサミノール」などがあります。
ゴマリグナンには、活性酸素を中和する抗酸化作用や女性ホルモンの働きを補助する作用があり、健康と美容にとても効果的な成分です。
脂質
ゴマに含まれている栄養素のうち、最も多いのが脂質です。ゴマの約5割は脂質で構成されています。
脂質というとあまり良くないイメージがあるかもしれませんが、脂質は身体の機能に欠かせない重要な栄養素です。
ゴマに含まれている脂肪酸の大部分は、コレステロール値を抑える働きのあるオレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸です。これらの脂肪酸には血液をサラサラにする働きがあり、動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立ちます。
アミノ酸
ゴマには約20%のタンパク質が含まれており、タンパク質を構成するアミノ酸を摂取することができます。
人間が体内で合成できず、食物から摂取する必要のあるアミノ酸を必須アミノ酸といいます。ゴマには、9種類ある必須アミノ酸すべてを含む18種類のアミノ酸がバランス良く含まれています。
ゴマは、身体に欠かせないアミノ酸をバランス良く補い、健康と美容に役立ちます。
ビタミン
ゴマには、ビタミンB群とビタミンEが含まれています。
・ビタミンB群
ビタミンB群は「代謝ビタミン」と呼ばれ、糖・脂質・タンパク質をエネルギーに変換するのに不可欠な成分です。また、タンパク質の合成に深く関係しており、皮膚や粘膜の健康維持や神経の正常な機能に欠かせません。
ゴマはビタミンB群を身体に補い、疲労回復や美しい肌の形成に役立ちます。
・ビタミンE
ビタミンEは、老化の原因となる体内の活性酸素を中和する作用のあるビタミンです。その作用から、「若返りのビタミン」と呼ばれています。
また、ビタミンEには毛細血管を広げて血行を促進する作用があり、肌や髪の健康維持に役立ちます。
セサミンとビタミンEはとても相性が良く、セサミンにはビタミンEの体内濃度を高める作用があります。ゴマを食べれば、相性の良いセサミンとビタミンEを一緒に摂取できます。
ミネラル
ゴマには、カルシウム・カリウム・マグネシウム・リン・鉄・銅・亜鉛といったミネラルが豊富に含まれています。ゴマを食べれば、身体の機能に必要なミネラルを効率よく摂取できます。
カルシウムやマグネシウムは骨や歯の形成に役立つほか、神経の正常な機能を補助して精神を安定させる作用があります。
鉄・銅・亜鉛は、身体で機能する数多くの酵素の構成成分であり、赤血球の生成にも不可欠です。
食物繊維
ゴマに含まれている炭水化物の多くは食物繊維です。ゴマには、リグニンなどの不溶性食物繊維が豊富に含まれています。
不溶性食物繊維は水分を吸収して膨張し、腸を刺激して腸の動きを活発にします。不溶性食物繊維が豊富なゴマは、便秘の解消にも効果的です。
また、リグニンには脂質の吸収に必要な胆汁酸を吸着する作用があり、脂質の体内への吸収を阻害して生活習慣病の予防やダイエットに役立ちます。
栄養素の吸収率を高めるためにゴマはすり潰して使う
以上のように、ゴマには健康に役立つ豊富な栄養素が含まれています。
しかし、ゴマは硬い殻で覆われており、そのまま食べると栄養素がほとんど吸収されないまま体外に排出されてしまいます。
ゴマの豊富な栄養素を生かすためには、食べる前に硬い殻を壊しておく必要があります。
ゴマは、ミキサーやすり鉢などでしっかりとすり潰してから摂取するようにしましょう。
